びっくり館の殺人

週一回は必ず行っていた書店にもほとんど行かなくなった。

そのかわり暇さえあればネットの書店をうろついている。

綾辻行人さんの「館シリーズ」で唯一読めていなかった「びっくり館の殺人」を見つけて早速購入。

地味だけどやっぱり面白かった。

あ~やっぱり綾辻行人好きやな~、となんだか懐かしい気持ちのまま読み終えた。

本格ミステリーを求めて綾辻を読んだのに、「フリークス」や「四〇九号室の患者」などに当たってモヤモヤしていたのも思い出した。

でも今になってもあの作品たちは私の中に残っていて、ときどき一種の中毒を呼び起こしたりしている。